散歩中に突然止まって、地面にぺたんと座り込んだり、踏ん張ったり、、、とにかく歩かない。それが「拒否柴」。
SNSでもよく話題になる拒否柴ですが、飼い主としては「どうした?」「理由はなに?」と気になりますよね。
我が家の黒柴ごまちも拒否柴常習犯です。
この記事では、ごまちがみせる拒否柴の瞬間や、その理由、飼い主の対処法をまとめました。
あくまで”ごまちの場合”ですが、柴犬の散歩で悩んでいる方の参考になればうれしいです。
拒否柴ってなに?
拒否柴とは、散歩中に動かなくなる・踏ん張る・座り込むなどの行動のこと。
他の犬種に比べて柴犬に多く見られるため、SNSで「拒否柴」とよばれ広まっています。
柴犬は、頑固でマイペースな性格の子が多く、他の犬種に比べて強いこだわりを持っています。
故に、その日の気分や、天気、散歩コースなどに影響された意思表示として、「拒否柴」をします。
拒否柴する理由は犬それぞれですが、
我が家の黒柴ごまちは、歩き疲れた時、行きたい道がある時、鳥が気になる時に特に拒否柴がでやすいです。
ごまちの拒否柴シーン

【服が嫌で歩きたくないごまち】
夏の日の散歩のワンシーン。困った顔で見つめるごまち。
主はごまちに暑さ対策の服を着せて散歩にでかけました。
「拒否柴」地点は、家から約3m。ほぼ進んでません。
服を着せられたのが嫌だったようで、脱がしてみるとスタスタ歩き出しました。

【遊び足りないごまち】
雪道散歩でのできごと。そっとおねだり顔のごまち。
ごまちは雪が大好きで、主が投げた雪玉を追いかけたり、顔を突っ込んでみたり、雪の日の散歩はいつも以上にウキウキです。
この日は、大きな雪の山を見つけて、登っては降りての繰り返しが続き、
「もうかえろうよ。」と言われて、おねだり顔で帰宅を拒否柴しました。
鼻についた雪がかわいさを倍増させています(笑)

【歩き疲れて道で寝たごまち】
休日の夕散歩。「今日はごまちの行きたい道を行こう」と意気込んで出発しました。
最初の方は順調にるんるんで歩いていたごまちですが、
だんだん疲れて足取りが重くなり、すとんとお尻を落とし、こてっと寝転びました。
こうなると大変です。
家まで抱っこすることも考えましたが、遠い!
それにごまちは13キロです。重い!
仕方がなく、お迎えを呼びました。
(お迎え癖がつき、のちのち後悔します。笑)

【散歩拒否するごまち】
シンプルに散歩に行きたくないごまち。
基本散歩が好きなごまちですが、朝はゆっくり寝たい派なので
朝の散歩は乗り気じゃないことが多いです。
この場合は我慢比べで連れて行きます。
(外でしかトイレをしないので散歩必須なのです。。。)

【鳥をみつけたごまち】
鳥に興味を持ち始めたごまち。散歩中に気になる子を見つけると
じーっと見つめて動きません。
この日は、伏せまでして、完全に長居モード。
こうなると、満足するまで気長に待つしかありません。
なるべく”ごまちファースト”でお散歩するように気をつけています。
拒否柴する理由は?
我が家のごまちが拒否柴するシーンをご紹介しました。
普段から拒否柴常習犯のごまちですが、
拒否柴する理由を飼い主目線で考えてみました。
まずは、王道の【気分じゃない】。
柴犬は、非常に気分やな犬種だと感じます。昨日は楽しそうに歩いた道でも「今日は気分じゃない」ということがしょっちゅうあります。
次に多いのは、【もっと○○したい】。
もっと匂いが嗅ぎたい、遊びたい、歩きたいなどなど、
したいこと、もしくはしたくないことへの強い意志表示のために拒否柴をしています。
犬それぞれ色んな理由で拒否柴する柴犬たちですが、
我が家のごまちに1番多い理由は、【歩き疲れた】です。
基本るんるんで散歩に出かけて、ずんずんと家から離れていくごまち。
途中で帰宅する方向に曲がろうとすると拒否柴。
仕方なく、進んでいくと歩き疲れて拒否柴。このパターンが非常に多いです。
拒否柴の対処法は?
「拒否柴」する柴犬はかわいいと話題になりますが、一緒に散歩している飼い主さんは非常に大変ですよね。我が家のごまちも、拒否柴常習犯なのでいつも困らされています。そんな時どう対処しているかをご紹介します。
拒否柴をして動かなくなったときは、無理に引っ張らず、まずは拒否柴した理由をみつけるようにしています。
周りの音、他の犬、鳥、匂い、行き先…など小さなことが引き金になっていることが多いです。そんな時は、少し立ち止まってあげるだけで、歩き出すこともあります。
それでも歩かない時は、進む方向を変えてみたり、来た道を戻ってみたり、楽しく声かけをしてあげると効果的です。
疲れているときなど、どうしても歩かない時は、無理させず”ごまちの気分に合わせる日”と決めてとことん付き合ってあげることを大事にしています。
柴犬の頑固な一面は一見大変なだけに見えますが、
気分が乗って納得すると、よいしょっとお尻を上げて歩き出す瞬間はかわいくて仕方がないですよね。
まとめ
柴犬の「拒否柴」は、ただのワガママではなくて、その子なりの気持ちや感じ方がしっかりあるサイン。繊細な柴犬だからこそ見られる行動でもあります。
ごまちも、気分じゃない日や、行きたい場所がある日は動かなくなるけど、
理由を知って寄り添ってあげるとちゃんと自分のペースで歩き出してくれます。
柴犬との暮らしは、思うようにいかない瞬間もあるけど、
それ以上に「その子らしさ」と向き合える幸せが大きいと感じます。
拒否柴も、表情も、甘えん坊なところも全部まとめてごまちの魅力です。
これから柴犬と暮らしたい人や、今一緒に暮らしている飼い主さんの”うちの子理解”のヒントに少しでもなれば嬉しいです。
今日のへんてこ散歩の様子は、Instagramで毎日更新しています🐾
いろんな表情のごまちが見られるので、是非覗いてみてください
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